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新年のごあいさつ

市長 中芝正幸の画像  新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆様方におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、平素は市行政の各分野にわたり、深いご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 昨年、3月には、未曾有の大震災である東日本大震災が、また9月には、台風12号の豪雨により和歌山県南部に甚大な被害が発生し、多くの方々が犠牲となりました。今後も被災地の復興や被災された方々の支援に努めてまいりたいと存じますので、市民の皆様方にもご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 さて、岩出市におきましては、昨年度、まちづくりの新しい指針となる「第2次岩出市長期総合計画」を策定し、「活力あふれるまち ふれあいのまち ~緑豊かな住環境と歴史文化かおる健康都市いわで~」をまちの将来像と定め、まちづくりを進めています。
 しかしながら、世界規模での不況に伴い本市においても税収が伸びず、また国からの交付金・補助金の削減が続いている一方、社会保障費が年々増え続けており、非常に厳しい財政運営を強いられています。そのため、自主財源の確保、特に税(料)金の収納率の向上が急務であり、また、住民サービスの低下をきたさないよう、事務事業の見直しを行い行政改革に取り組んでいるところでございます。
 本市における今後の重点事業ですが、まず、国・県事業におきましては、平成27年度完成予定の「京奈和自動車道紀北西道路(打田IC~和歌山JCT)」の整備が進められています。先行して進められています「紀北東道路(高野口IC~打田IC)」が平成25年度に完成しますと平成27年度完成までの間、岩出市内において交通渋滞の発生が予想されます。周辺道路の整備につきましては、国・県に交通渋滞の緩和対策を要望するとともに、国・県・市三者の連携のもと整備を図ってまいります。また「府県間道路泉佐野岩出線」の4車線化工事につきましては、和歌山県側では、岩出橋南詰船戸交差点から船戸三叉路へ向けての南進の整備が進められています。大阪府側につきましては、楠畑工区及び葛畑工区の平成24年度完成を目指し事業を進めていただいています。昨年は、一番の難所であった童子畑工区が開通したことにより、交通の利便性・安全性も大変向上し、多くの方々に喜ばれています。また、市民の皆様方から緑のサポーターとして募金をお寄せいただきました「一乗閣(旧県議会議事堂)」の修復保存事業につきましては、移設地がようやく決定しまして平成25年度完成予定で根来若もの広場の東側において工事が進められています。完成後は、紀泉グリーンツーリズム、また、紀の川緑の歴史回廊の拠点として活用が大いに期待され、岩出市の観光の発展、活性化に寄与する重要な施設になると考えています。
 次に市の事業としましては、県道粉河加太線から国道24号線を結ぶ「都市計画道路安上中島線」が今年度末に完成しますので、これにより市内の南北幹線道路の形態が整います。今後は、既設幹線道路への歩道や右折レーンの設置、街路灯の新設等、道路環境整備を進めていくとともに、生活道路の環状化にも取り組んでまいります。また、近年の異常気象に伴う浸水対策事業としまして、市内全域の排水計画に基づき、下流域から年次計画を立て浸水対策事業を進めているところであります。昨年、4月に開園しました大型都市公園「さぎのせ公園」と農村公園「水栖大池公園」は、市民の皆様方から好評を得ており、地域の小さいお子さんからご年配の方々まで幅広い年代の方々で賑わい、地域住民の憩いと地域コミュニティの場として活用され、親しんでいただいています。これを契機に希薄化する人と人との繋がりや地域住民の交流が深まることを期待しています。
 激動する社会経済情勢下において、私どもを取り巻く環境は一段と厳しくなってきています。地方自治体に求められる行政能力も高度化・多様化してきていますが、職員一丸となって、健康で明るい、安心・安全なまち、市にふさわしいまちの実現を目指してまちづくりを進めてまいりますので、今後とも市民の皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、市民の皆様方にとりまして素晴らしい年になりますようご祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

      平成24年  元 旦


岩出市長 中芝 正幸