市長の部屋
ごあいさつ
春暖の候、市民の皆様方には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、市行政の各分野にわたり深いご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年は、3月に未曾有の大災害である東日本大震災が発生しました。また、9月には、台風12号により和歌山県南部が大きな被害に遭いました。
被災された方々のために市内の公共施設に義援金箱を設置し、皆様方のご協力のもと支援を行ってきましたが、3月末をもって災害義援金の受付けを終了しました。
皆様方のご協力に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
被災地においては、全国各地から支援の手が差し伸べられているものの、今なお、厳しい避難生活を強いられております。
本市においても、4月から那智勝浦町に技術職員1名を派遣し、復旧作業のお手伝いをさせていただいております。今後も一日も早い復旧・復興のため出来る限り支援をしてまいります。
さて、4月から市役所の組織を見直し、新たな体制でスタートしました。
まず、平成27年に開催される「第70回国民体育大会 紀の国わかやま国体」に向けて、市長公室に「国体準備室」を設置しました。
また、福祉課の長寿社会業務と保険年金課の介護保険業務、地域包括支援センター業務を統合して、新たに「長寿介護課」を新設しました。
教育委員会では、生涯学習課から岩出図書館と民俗資料館をそれぞれ独立組織としました。
今後なお一層、市民の皆様方の利便性の向上に努めてまいります。
また、皆様方ご存知のことと思いますが、市の主要幹線道路事業として整備を行っていました、市道安上中島線の湯窪中島間が4月7日に供用開始しました。これで、全線開通となり、市内の南北幹線道路の形態が整いました。
今後は、既設幹線道路への歩道や右折レーンの設置等の渋滞緩和、街路灯の新設等、道路環境整備を進めていくとともに、生活道路の環状化にも取り組んでまいります。
さて、我が国の経済は、東日本大震災の発生直後の混乱は脱したものの、ギリシャの財政問題に端を発した世界経済の減速や円高による輸出環境の悪化などにより、景気動向や雇用情勢は依然として厳しい状況となっております。
本市におきましても、歳入の根幹となる市税収入の伸び悩み、歳出では都市基盤の整備、社会保障の充実、防災対策の強化など重要課題への対応が必要であり、財政状況は依然として厳しい状況が続くものと考えられます。
しかし、こうした中において、本市の将来都市像である「活力あふれるまち ふれあいのまち」の実現に向け、一歩一歩着実に各事業を進めていく必要があります。
そのため、平成24年度予算にあたっては、引き続き、「健全財政の堅持」を財政運営の軸とし、歳入については、市税等の徴収強化など「自主財源の確保」の取組みを行いながら、国・県補助金の確保、交付税措置のある有利な地方債の活用など、これまでの財源確保の取組みを引き続き行うとともに、歳出については、「経常経費の削減」に努めた上で、年々多様化する行政課題に対応することとし、重点事業として、「防災・災害対策」、「地球環境対策」、「浸水対策」、「道路渋滞対策」及び「国民体育大会準備費」の各事業について積極的に予算計上し、市民サービスの維持向上に努めることといたしました。
その結果、平成24年度の一般会計予算は136億7,153万円で、対前年度比では2.0%の減となりましたが、特別会計などを含めた総予算額は254億8,805万円で、対前年度比2.6%の増の予算となりました。
なお、市の予算編成時点において、国・県の方針が明確でないものもあったことから、引き続き国・県の動向に注視し、情報収集に努め、状況によっては、補正対応も必要かと考えております。
市制施行7年目を迎え、市民の皆様方との対話と協調のもと、これからも住んで良かったと思えるまちづくりに、より一層努力を積み重ね、市民の皆様方のご期待に添えますよう気を引き締めて取り組んでまいりますので、ご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
結びに、市民の皆様方のご健勝ご多幸を心から祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。
岩出市長 中芝 正幸
