2学期始業式講話
2学期の始業式の講話で次のようなお話しをさせていただきました。私もはじめてこの目で熊本の現状を見て、少なからずショックを受けて帰ってきました。
熊本を忘れないでください
みなさん、おはようございます。なつやすみが おわって、いよいよ きょうから ２がっきがスタートしますね。なつやすみは どうでしたか？ たのしくすごせましたか？こうちょうせんせいは、８月のおわりに すこし きゅうかをいただいて、しんせきの人に あうために、きゅうしゅうの あるところに りょこうに いってきました。あるところとは？ そう、ここです！ くまもとけんです。
くまもとけんは、みなさんも しっていると おもいますが、ことしの ４月16日にはっせいした おおじしんで、たいへん大きなひがいを うけたところです。中でも とくにひがいが大きかったところは、益城町（ましきまち）というところでした。こうちょうせんせいも しんせきの人に 車にのせてもらって、益城町を あんないしてもらいましたが、かんぜんにペシャンコになってしまったいえや、大きく かたむいたいた家が、まだあちらこちらに たくさんのこっているような じょうきょうでした。日本ぜんこくからの しえんをうけて、ふっきゅう・ふっこうはかなり すすんできましたが、もとのようになるにはまだまだ なんねんもかかるだろうなあと おもいながら かえってきました。この岩出小学校の みなさんからも こしかいしゅうの とりくみなどで えたおかねを、ぎえんきんとして くまもとに おくっていただきましたね。ほんとうにありがとうございました。でも、これからもまだまだ、みなさんからの しえんをひつようとしています。どうぞ くまもとのことを これからも わすれないでほしいと ねがっています。
しんせきでの ようじを すませたあと、あそざんの ちかくの おんせんりょかんに とまりました。いわゆるモダンなホテルではなく、日本の でんとうてきな、古いスタイルの りょかんでした。でも、さいきんは、このような日本のりょかんは がいこくじんに たいへん にんきがあって、この日もフランスやスペインなどからたくさんの人が このりょかんに きておられました。おふろで ふたりのフランスのかたと 一緒になりました。えいごで How do you like Japan?（日本はどうですか？）と きくと、「おんせんも、りょかんの人も ほんとうにすばらしい。パーフェクトだ。」と日本のことを、ものすごくほめてくれました。たぶん おせじも はいっているとは おもいますが、それでも、こうちょうせんせいは それをきいて、にほんじんとして たいへんうれしく おもいました。
がいこくから にほんに来ている人は、ほとんどの人が えいごを はなします。だから、すこし えいごが はなせると、そんな人たちとコミュニケーションをとることが できて、りょこうの たのしみが ２ばいにも３ばいにも おおきくなります。この岩出小学校でも、５年生と６年生の みなさんが えいごを べんきょうしていますが、ぜひ、これからもしっかり べんきょうを つづけて、すこしでも えいごで はなしができるように なってほしいと おもいます。 あいてが ちゅうごくじんでも かんこくじんでも フランスじんでも、えいごがあればOKです。せかいが おおきく ひろがります。がんばってください。
さあ、いよいよ また じゅぎょうがスタートします。これからだんだん すずしくなって、べんきょうや、どくしょや スポーツに ぜっこうの きせつになります。たんにんのせんせいの いうことを しっかりきいて、せいいっぱい がんばってください。
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