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「美は美の種、醜は醜の種」(2学期始業式講話)

長い夏休みも終わり、今日から2学期がスタートします。子どもたちの元気な顔を見ると、私たちも「さあ、頑張るぞ!」という元気が湧いてきます。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、2学期の始業式に当たり、学校長から子どもたちに次のようなお話しをさせていただきました。身の回りをきれいに整頓することの大切さを、ぜひご家庭でも子どもたちに教えていただければ幸いです。

みなさん、おはようございます。 いよいよ、きょうから 2がっきが スタートします。 なつ休みは どうでしたか? たのしく すごせましたか? きょう、こうして、みなさんの げんきな かおを 見ることができて、わたしも とっても うれしいです。

もう、ほとんどの人が 気がついていると 思いますが、なつやすみ中に いくゆうかいの やくいんのみなさん、つまり、みなさんの お父さんやお母さんが、きょうりょくして、5年生と6年生の きょうしつの まえの かべの ペンキを ぬりかえてくれました。とっても きれいに なりました。岩出小学校は、みなさんが、まいにち いっしょうけんめい、そうじしてくれていますので、とても きれい なのですが、こうしゃが たってから、ずいぶん ねんすうが たっていますので、あちこち、そうじだけでは とれない よごれが おおくなって きています。かべのよごれも そのひとつです。ことしから、まいとし すこしずつ かべの ぬりかえを つづけていきたいと 思っています。

ところで、みのまわりを きれいにする、ということは、人が生きていく上で とっても たいせつなことですね。

あるだいがくのせんせいが、つぎのようなじっけんをしました。 まどガラスの われた じどうしゃを、まちの中に 1しゅうかん、おいて おきました。1しゅうかんご、そのくるまは どうなったと 思いますか?

まどガラスは さらにわられ、中のぶひんが もちさられ、くるまの まわりには たくさんの ゴミが さんらんするように なりました。

つぎに、まどガラスが われていない、おなじ じどうしゃを、やはり 1しゅうかん、おいて おきました。こんどはどうなったでしょうか?

1しゅうかんたっても、このじどうしゃに、とくに へんかは なかったそうです。

このじっけんから何がわかるでしょうか? にんげんと いうのは、一かしょでも こわれた ところが あると、「もっと こわしても いいんだ。」 「どうせ こわれているから、ぶひんを もっていっても いいんだ。」 「もっと よごしても いいんだ。」 とかんがえて しまうのですね。だから、みのまわりを いつも きれいに しておくことは、とっても たいせつな ことなのです。

よごれたところや こわれているところを、そのままに しておくのは よくありません。そのままに しておくと、もっともっと きたなくなり、こわれているところが ふえていくでしょう。 できるだけ はやく、よごれているところは きれいに する、こわれているところは しゅうり する。そうやって、この岩出小学校が、いまいじょうに、みんなが きもちよく すごせる 学校になる ように、がんばって ほしいと 思います。みなさんの かつやくに きたいしています。

2がっきもげんきにがんばりましょう!

平成27年9月1日

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最終更新日:2016510