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「命のつながり」(2学期終業式講話)

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岩出小学校保護者の皆様へ

平成27年が終わろうとしています。岩出小学校が、今年も大過なく過ごせましたのも、ひとえに保護者や地域の方々の温かいご支援があったからこそであると、心から感謝いたしております。来たる平成28年も、よりいっそうのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

本日の終業式で、子どもたちに次のようなお話をさせていただきました。

みなさん、おはようございます。
あしたから いよいよ ふゆやすみに はいります。

きょう、12月25日はクリスマスですが、では、1月1日は なんの ひでしょうか?

そう、おしょうがつ ですね。 でも、じつは もうひとつ たいせつな ひでも あるんです。なんだと おもいますか?

じつは、1月1日は、こうちょうせんせいの たんじょうび なんです!

みなさんの なかに 1月1日うまれの ひとは いますか。
にほんじんの おたんじょうびで いちばん おおい ひは、なんがつ なんにちか しっていますか?

12月22日 だそうです。

では、いちばん すくない ひは いつだと おもいますか?

2月29日です。 2月29日は、4ねんに いちどの うるうどしにしか ありませんから、これは とうぜんといえば とうぜんですね。 ちなみに 1月1日は、2月29日に ついで すくない 日でした。

こうちょうせんせいは、いま、57さいですので、こんどの おしょうがつが くると まん58さいになります。 しょうわ33ねんにうまれて もうすぐ まる58ねんが すぎようと しています。 ながいようで あっというまの 58ねんだった ように おもいます。

こうちょせんせいも、みなさんも、みんな おかあさんの おなかの なかからうまれて きました。 おかあさんの おなかの なかにある らんし(ちょうどにんげんの たまごのような ものですね)と おとうさんの おなかの なかにある せいしが ひとつに なって、あかちゃんが うまれます。

いっしょうの あいだに おんなの ひとの おなかのなかで つくられる らんしの かずは、やく20まんこ、おとこの ひとの おなかの なかで つくられる せいしの かずは やく 2ちょうこ だと いわれて います。 みなさんは、20まんこのうちの たった ひとつのらんしと 2ちょうこのうちの たった ひとつの せいしが むすびついて このよに うまれてきました。 ものすごい すうじ だと おもいませんか? まさに きせきの ような かくりつで みなさんは このよに うまれて きたの ですね。 わたしたちの いのちが いかに とおといもので あるかが わかります。

よく、じぶんの いのちは じぶんのもの だから、それを どうしようと じぶんの かってだ、という ひとが います。 でも、よく かんがえて みると、じぶんの いのちが じぶん だけの ものでは ないことが わかります。

あなたがたは、おとうさんと おかあさんが いて このよに うまれて きました。 その おとうさんと おかあさんも また それぞれの おとうさんと おかあさんが いて うまれてきました。 いのち というのは あるひ とつぜんに ひとつだけ うまれて きたのでは ないのです。 いのちは、ずーっと ずーっと むかしから、せいめいが このよに たんじょうしてから、ずっと きれめが なく つながって いるのですね。 もし、あなたが いのちを なくしたら その いのちの つながりが きれて しまいます。 そう ならないように いのちは たいせつに しなければ ならないのです。 たった ひとつしかない いのち です。 そまつに しないで たいせいに たいせつにして ください。 おねがい します。

さあ、いよいよ ふゆやすみ です。 クリスマスに おしょうがつ。 たのしい ぎょうじが いっぱい ありますね。かぞくのかたや おともだちと どうぞ たのしい おもいでを つくって ください。

いじょうで こうちょうせんせいの おはなしを おわります。

平成27年12月25日

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最終更新日:2016510