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本校の概要

1 校区の様子

岩出市は,昭和31年9月30日,岩出町,山崎村,根来村,上岩出村,小倉村の一部船戸,山崎が合併し,新しく岩出町となり,平成18年4月1日には岩出市へと発展している。和歌山県の北部を流れる紀ノ川の北岸に広がった旧根来村,上岩出村の一部が,本校の校区である。北は和泉山脈の南斜面から,南は国道24号まで広がり,東西は県道泉佐野線から東へ約1kmと狭くなっている。 

町村合併当時は純農村地域であったが,和歌山市の近郊としての地理的条件,大阪府との交通の便のよさ等から住宅団地が急増し,都市化が急速に進んできている。このような状況の中,本校は上岩出小学校と根来小学校の二つの校区を三つに再編し,平成13年4月に,岩出町のほぼ中間,幹線道路から入った閑静な住宅地に開校した。子ども達は明るく伸び伸びとし,友達のよいところを素直に認め合うことができる。

また,意欲的で何事にも興味を示し,自分の考えをはっきりと言える。落ち着いた雰囲気の図書室があり,朝の読書タイムもあるため,読書好きの児童が多い。さらに,オープンスペースで学年同士の交流が頻繁に行われ,クラスの枠を外れて学年間の仲が良い。しかしながら,ねばり強く地道に行動することや,けじめをつけられない児童も少なくない。

新興住宅地という土地柄のため,地域のつながりが弱くなりがちであるが,体験的な学習(土曜おもしろ教室,放課後子ども教室,朝の読み聞かせ,地域清掃等)に積極的に参加していく中で,異学年の子ども同士の交流だけでなく,保護者同士の交流も着実に広がってきている。また,上記の体験的な学習を推進していくため,地域の方々の多大な理解と支援を受けている。

2 施設の様子

校舎は,「人にやさしい学校施設」を基本的概念にし,子ども達の学ぶ「家」として,また地域の人々の交流の拠点として,多様な活動が可能なように工夫されている。 

1階には,図書室,コンピュータ室,多目的室,保健室,更衣室のほか職員室,校長室などの管理施設が,2~4階には普通教室をはじめ,特別教室がある。普通教室には可動式の仕切りが設置され,学習内容によっては仕切りを外すことでオープンスペースと一体となり,多様な学習活動に対応できる。

3 施設の特徴 

【オープンシステムの教室】 各学年オープンシステムをとっており,オープンスペースは学級学年共有のワークスペースとして活用できる。 

【図書室】 二教室分の広々とした図書室は,和歌山県木材を使用し木のあたたかい温もりがある。バーコード化が進み図書の検索や貸し出しなどにもコンピュータを活用している。 

【コンピュータ室】 1.8教室分の広いスペースに,指導用2台,児童用40台のコンピュータが設置され,教科やクラブ活動に活用している。 

【バリアフリー】 玄関,廊下,階段,便所等,体に障害を持つ人に配慮した設計をしている。 エレベーターが設置されており,保健室にはシャワーも設置されている。 

【地域開放】 1階部分の校舎棟が独立でき,育友会活動,会議等地域の活動に活用している。 

【校庭】 はぐくみ広場,ふれあい広場という二つの広場があり,集いや語らい,教科等の学習に活用している。

最終更新日:2016323