市長ごあいさつ

　岩出市は、和歌山市の中心部から東へ約15km、大阪都心部から約50km、関西空港からは約30kmと和歌山県北部のゲートウェイシティ（玄関都市）として交通の要衝に位置しています。本市の北部には緑豊かな和泉山脈が連なり、南部には有吉佐和子の小説の舞台となった紀の川が流れています。また、春の桜、秋の紅葉で有名な新義真言宗総本山根來寺には、国宝の多宝塔や重要文化財等をはじめ貴重な建造物が建ち並び、昔の栄華の面影を現在に伝えています。根來寺周辺には道の駅「ねごろ歴史の丘」や旧和歌山県議会議事堂（通称：一乗閣）、ねごろ歴史資料館をはじめ、和歌山県植物公園緑花センターや民俗資料館などの施設もあり、年間を通じて岩出市の自然や歴史、文化を満喫していただけます。
　近年、市全域にわたって交通網が整備され、立地条件等の良さから新興住宅地の造成や大型店舗の進出が相次ぎ、都市としての機能が充実してきました。平成18年4月には、全国で平成の大合併が進む中、住民の待望であった単独での市制施行が実現し、県内でもっとも若く、元気で活力あふれるまちであります。
　本市は、まちづくりの将来像である「住んでよかったと思えるまちづくり」「安全で安心して暮らせるまちづくり」「笑顔あふれるまちづくり」「元気で健康なまちづくり」「にぎわいと輝きのあるまちづくり」の実現に向け、地域との「対話と協調」を大切にしながら住民と市行政が一体となって様々な施策に積極的に取り組んでいます。
　このような緑豊かで、歴史と文化がかおる元気いっぱいの健康都市岩出へぜひお立ち寄りください。

　岩出市長　中芝　正幸