ホーム > 都市計画課 > 岩出市の公園 > 根来SL公園 > デゴイチ移転の経緯

デゴイチ移転の経緯

近代日本の発展に大きく貢献した機械。
子供たちの夢を乗せ、力強く白煙を吐き出しながら走る勇姿。
機械ではありながら親しみを込め「デゴイチ」と呼ばれ、昭和の後半に惜しまれながら引退していった蒸気機関車、D51。

海南市「みなと公園」で展示されていたころ
海南市「みなと公園」で展示されていたころ(yamatetuさん提供)

海南市旧昭南工業跡地での仮保管中の様子
海南市旧昭南工業跡地での仮保管中の様子

 私たち岩出市では前管理者である海南市の了解を得て、西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社からこの車両の譲渡を受け、D51930保存会(赤井美隆会長)の協力のもと、根来地内に展示保存することといたしました。
 D51930号機の保存に際しましては、D51930保存会がボランティア活動として保存修復にあたって頂けることとなり、市が保存会に管理を委託する形で運営いたします。
 岩出市では、今回の展示場所となった根来寺周辺を都市近郊型観光レクリエーションゾーンと位置づけ、多様な観光整備とまちづくりを一体的に進めています。
 関西国際空港から泉南市、岩出市に至る根来街道を軸として自治体や関係団体が広域的に連携をとり、根来街道グリーンツーリズム地域として振興を図っています。根来寺、県植物公園緑花センター、岩出市民俗資料館、道の駅「根来さくらの里」などと併せて観光の振興に役立てるだけでなく、歴史的教材として、子供たちが実際に触れて学習できる公園運営をめざします。また、ボランティアによる解説で、機関車はもちろんのこと、SLが元気に走り回った時代背景までもふくめて学習できるようにいたしますので、有意義にご活用ください。

このページに関するお問合せ先
事業部 都市計画課 TEL 0736-62-2141(内線223)
最終更新日:2016326
上に戻る

Copyright © Iwade city All rights reserved.