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いわで御殿

いわで御殿外観

「いわで御殿」は、令和6年1月より市民の介護予防、健康づくりを目的とした施設に変わりました。

令和6年1月9日(火)から「通いの場」をオープン

介護予防や筋力向上を目的としたフレイル予防事業等を実施する施設として、1階に高齢者等が気軽に集える「通いの場」をオープンしています。介護保険制度の認定に関係なく、どなたでもご利用いただけます。

「通いの場」とは

「誰でも気軽に利用できる居場所」のことです。「いわで御殿」では、お茶菓子を持ち込んでおしゃべり等ができる交流スペースを設けています。開館中、お気軽にお立ち寄りください。
また、高齢者が簡単に利用できるフレイル予防のための筋力トレーニング器具を設置しています。フレイル予防に効果的な使い方をアドバイスします。お気軽にご相談ください。

所在地 清水5-1
施設内容 通いの場、筋力トレーニング器具の利用、認知症カフェ※1、デイサービスセンター※2
開館時間 午前10時~午後5時(筋力トレーニング器具の利用は午後3時まで)
休館日 土・日曜日、年末年始(12月31日~1月3日)
(毎月第1土曜日午前10時~12時は、認知症カフェを実施)
利用料金 無料(ただし、筋力トレーニング器具の利用は1回100円)
お問合せ先 電話0736-61-1122
指定管理者「株式会社メディカル・ギア・エクウィプメント」(令和3年4月~)

※1 認知症カフェは、「社会福祉法人 渉久会」が運営しています。認知症カフェの詳細は「認知症カフェで交流しませんか?」をご覧ください。
※2 デイサービスセンターは、「株式会社こんにちは」が運営しています。

いわで御殿について

現在のこのあたりは風光明媚な小山があり、周辺の人々に景勝地として親しまれてきました。そこに妙見堂という建物がありましたが、慶安2年(1649年)紀州徳川家初代藩主・徳川頼宣がこれを和歌浦に移した後、その跡地に別荘を築かれたそうです。この建物を「厳出御殿」と呼び、歴代藩主が参勤交代の時など、ここに宿泊していたそうです。八代将軍吉宗も幼少の頃は、ほとんどここで過ごしていたと伝えられています。この地からは大台ヶ原や吉野に源を発する紀の川、箱山、紀州富士の名で知られる龍門山の美しい姿を望むことができます。また当時は岩出の地名どおり川の中には人とり岩・畳岩・なまず岩・えぼし岩や車岩などと呼ばれる奇岩が点在していたそうです。さらに上流は我国有数の木材の産出地でしたので、筏が下り、景観に風情を添えていたと思われ、紀州家が別荘を建てたことがなるほどと頷ける景勝の地であったと思われます。 厳出御殿は、宝暦14年(1764年)に取り壊された後、時代の流れとともに大阪では八州軒、横浜では臨春閣と所・名前を変えながらも、現在は横浜市・三渓園に「臨春閣」として国の重要文化財に指定され当時の姿を残しています。さてこの地は、厳出御殿が取り壊された後、御殿山と呼ばれ昭和のはじめ頃まで公園として地元の人々に親しまれていましたが、奇岩のあった辺りが川の流れの障害となり再三にわたる岩出市の水害の原因となっていたので川幅を広げるため、奇岩及び御殿山の一部を取り崩すことになり、かつての姿は失われています。

このページに関するお問合せ先
生活福祉部 保険介護課 高齢者福祉担当 TEL 0736-62-2141(内線325・328・329)
最終更新日:202419
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